永山家

永山邸は元廻船問屋明石屋で、明治36年の火災で焼失したが、翌年には消失前とそっくりに再現したといわれている。家伝では、同町内にある角屋(すみや)が表の志士たちの会合の場所で、明石屋が密談の場所として使用されていて、隠し部屋や緊急避難用の脱出口があった。また、西郷隆盛、高杉晋作、桂小五郎などのほか、名前を伏せた坂本竜馬がこの家の二階で密議をしたとも言い伝えられている。

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