内野家

大正15年建築(1926) 大正15年建築 木造平屋建、瓦葺、寄棟屋根
書院造りの座敷とその奥に茶室を兼ねたご神前の間、その横に奥座敷があり、どの部屋からも庭を眺められるような工夫がなされている。山の斜面を利用した自然な作庭となっており、そこに多くの平戸つつじ、梅、山桜、蘇鉄、モミジ、椿、イヌ槇、サツキ等で植栽されている。花の時期は大いに楽しませてくれる。大手門通りに面した玄関は、砂岩を大胆に削りだした階段と大小様々な自然石を積み上げた石垣に白漆喰塗りの塀、その周りに古木のハルサザンカとイヌマキの生垣が取り囲み、防風林の役割も果たしている。通りに面したハルサザンカ、イヌマキ、椿の防風林に覆われ、玄関周りの石垣と漆喰の塀が特徴。
 国登録文化財、県景観資産登録